コミッショニング・研究開発事例

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2002年8月に竣工した立命館宇治中学・高等学校で,地上4階,延床面積21,127m2の建物の熱源設備がコミッショニング対象設備である。調査フェーズのCxにより、熱源設備は,450RTのガス吸収冷温水機2台のツーポンプ方式である。熱源設備容量に対し、1時間当たりの負荷熱量は、熱源能力1台分の20%以下の低負荷運転が年間50%以上も占めることが、分析により明らかになり、低負荷運転対策の制御手法を導入を提案した。対策実施フェーズでこれを実施し、年間約73,000kWhの電力消費量を削減した。投資対効果に関しては、単純償却年数(=導入コスト/エネルギーコスト)が4.6年とやや長くなっている(立命館基 more...

当社は、(独)建築研究所が実施た建築基準整備促進補助金事業(22.業務用建築物の省エネルギー)の一環として、個別分散空調システムの計測業務を委託された。EHPの計測として京都大学桂キャンパス、GHPの計測として立命館大学びわこ・くさつキャンパスの室内機、室外機等にセンサとロガー装置を設置し、データ収集・整理を行った。計測は、処理熱量を室内機側で行う室内機エンタルピー法、室外機側で行う室外機エンタルピー法に必要なポイントとし、測定点・測定方法は建築研究所の研究者の指示による。収集データは、月1回ペースで送付した。また、風量計測等のテンポラリー計測も数回実施した。

本プロジェクトは、2006~2009年度に、関西電力殿の委託研究(研究名:水蓄熱式空調システムのリニューアル技術に関する研究)に付随して、既存Cxプロセスを適用・実践した。初年度の2006年は、設計時に想定されなかった運転状況が発生し、夜間移行率の低下を引き起こしていたことを明らかにした。2007年には、想定外の運転状態に陥っても自動的に設定を変更し,蓄熱システムの性能を維持する有効な制御を導入とその効果を確認した。2007~2009年は、本研究で開発した蓄熱式空調システムの最適運転法を導入し,その効果を検証した。

本研究は,既存業務用施設の空調用熱源システムを対象としたコミッショニングの具体的な方法論を確立することを目的とし、具体的には,熱源機更新といった大規模な対策を実施する前の段階において,既存熱源機をそのまま活用しながら,省エネルギー化を実現するための安価で汎用的な制御手法の開発を行った.

- 制御技術開発のポイント -

既存熱源システムの部分負荷(低負荷運転)時の運転効率の改善法を検討すること

老朽化による熱源空調設備更新実施までの汎用的,低コスト対策技術の確立(制御改善対策)

建物運用管理者が非効率運転に気づいたときに,容易に導入できる技術の確立を目指す

夜間電力の利用によるCO2削減策の一つとして、蓄熱式空調システムの利用が注目されている。しかしながら、蓄熱式空調システムでは、翌日に利用する熱を夜間に蓄える必要があるため,蓄熱量の判断を運転管理者に依存する場合や,自動制御運用においてある程度の経験的な調整が必要な場合が多い.これらの判断や調整が適切に行われていない場合には,蓄熱式空調システムの設計性能が十分に発揮されないことも考えられる。このような背景から、水蓄熱式空調システムを効率よく運用するために、熱負荷予測情報を基に水蓄熱式空調システムを運転する最適運転制御法の開発を関西電力(株)と(株)アレフネットの共同研究として2006年~2009 more...

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